定義に注意
売った方がよいことも
事故車とは、その名の通り事故を起こしてしまった車のことをさします。買取市場では修復歴車と呼ぶこともありますが、厳密には意味合いが異なり、リスクなども変わるので注意が必要です。事故車は事故を起こしてしまった車全般を含む言葉で、修復歴車も含みます。壁にすった、ドアが凹んだといった軽微な事故でも事故車となります。一方、修復歴車は車の骨格となるボディに重大な損傷を被った車のことをさします。上記のように壁にすった、ドアが凹んだなどの骨格に影響を与えない事故は修復歴車には該当しません。販売業者の告知義務があるのは修復歴の方であるので注意が必要です。買取をしてもらう場合、軽微な事故でも事故車だからといって安く買い叩く業者もいますが、必ずしもその必要がないこともあるので注意しなければなりません。買取業者や販売業者も意識的か無意識にか混同していることがあるので注意する必要があります。ただ、購入する側としては、どんなに軽微な事故でもやはり気になるものです。そのため、事故車だとどうしても安い買取金額になる傾向にあります。ただ、業者を選び見積もりを比較すればそれなりに高い金額で買い取ってもらうことは可能です。重要なのは事故車専門の買取業者を選ぶことです。さらに複数業者に見積もりを依頼し、比較するとより確実に高い業者に売ることができます。あらかじめ複数業者に見積もり依頼していることを伝えるとより効果的です。